園舎のとなりの🌱畑

2020.07.03 わらしこ第2保育園の◯◯

 

 

わらしこ保育園は園舎が先に建ち、そのあとで周りに住宅が増えていきました。

 

わらしこ第2保育園は、もともと住宅があった場所にできました。

閉ざされた土地で、子どものための環境をどうやって作っていくか。

できるだけ外に出て遊べるように、1年目から職員が知恵を出しあって、考えていきました。

 

 

 

園舎が建った場所は、もともと駐車場で、その横に畑があったのです。

保育園ができるなら貸してくださるというので、せっかくだから食育に力を入れていこうと。

畑を耕したり、手入れは主にわらしこ保育園が無認可だった頃から協力していただいている、ボランティアの方がやってくださっていました。

 

 

農家の方ではありませんが、季節ごとにどんな種をまいて、どんな野菜を育てていけば良いのかなど、近くの農業高校の先生や知り合いの農家の方に聞いてくださったりして、助かっています。

2019年度からは職員だけで畑をやっていくことになり、より保育のなかに取り入れていくなかで、野菜ができる時期や収穫のペースなどがわかるようになってきました。

知識を身に付けたり、食べたりするだけの食育ではなく、やっているのは育てることから。

 

 

園全体で育てるスペースと、クラスごとに育てているスペースがあって、草むしりをしたり、水やりをしたり、園児も職員も、みんな畑に入って一緒にやっています。

 

園児たちが採ってきた野菜を中心に献立を考えます。収穫時期には、園児たちと野菜を取りに行くことも。サツマイモ、絹さや、ミニトマト、にんじんをはじめ、年間30種類ほどの野菜がとれて、収穫次第でメニューを変えたりもします。

 

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