地球組 春合宿

2024.06.11 わらしこ第2保育園の◯◯

全員元気に揃って新潟県十日町市松之山に出発することが出来ました。

大きな荷物を担いで、宿泊する合宿所まで歩いていきます。

 

ご飯の支度班、洗濯班、田んぼ班(つまり外遊び)に分かれて活動しました。

お豆腐を切る大きさを「いつもわらしこご飯で食べている大きさにしてね」と言われ、その通りの大きさで切っています。日頃よく見て食べている成果ですね。

 

「朝起きて、寝て起きて、着るのがなくなっちゃう」と怒り泣きしている子もいました。そこで服を全て種類ごとにまとめて並べ、洗濯していて乾けば、また増えるという事を実際に見て、大丈夫と思えたようです。

 

全員で田植えをしました。大人が両端につき、大人の間をロープで張って稲の苗を植える位置の目安として、5~6人のグループで植えていく方法です。あっという間に2時間くらいで植え終わりました。田植えを終わってみると全身泥だらけ。足元がおぼつかなくて田んぼでしりもちをついたからです。自分の服の泥を、初めて見る洗濯板を使って落としました。

 

午後、雨が上がったので散歩に出かけました。近隣めぐりの1時間コースです。樹齢300年の杉の木の周りを、子ども達が手を繋いでいくとちょうど16人の輪で囲むことが出来ました。

 

いよいよ帰る日です。朝ご飯を食べたら家のお掃除をしたり、お世話になった方々にご挨拶に行ったりしました。

 

バスを降りて自分の荷物を持ち歩く姿は、行きとは別人のようです。しっかり背筋を伸ばし足取りも軽く凛々しくさえあります。1週間の春の年長合宿は、年長さんが0歳から4歳までの自分で何でもする生活習慣をベースに、里山の自然の中で自ら動き世界を広げてきた「自信」と「誇り」を芽生えさせます。

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