得意なことをつたえていけたらいいな

2021.12.24 わらしこ職員の想い

他市の保育園で長く働かせてもらっていましたが、長男が中学の途中から学校にいけなくなり、家族で悩む時期があって、家族で話し合い私が仕事を離れてサポートすることになりました。

何が良いのか試行錯誤しながらでしたが、できるだけ時間をかけて向き合って、認めていき、口には出さずに長男の中にまた自ら動き出す力が溜まることを心掛けて、ほぼ一年付き合ってみました。学校に行くまでには至りませんでしたが、定期的にサポートセンターに通うようになり、後にアルバイトをするきっかけに繋がりました。ここまできたら大丈夫と思えたところで自分も職に戻ろうとハローワークで探した中でわらしこ第2保育園と出会うことになりました。

ここからは自分の得意と言いますか、好きなことになるのですが、私は物を作ることが好きで、趣味の釣りに使うルアー(疑似餌)を自作してみたり、物が壊れたらパーツを作り出して直したりすることをよくしていました。

木の枝と無患子の実の皮で作ったツリーです。灯り💡は、実の中身を取り出し、皮の部分を残して中に電飾を入れたものです。

わらしこの子どもたちの遊ぶ姿にも自然の中で、そこにある物を使って木の枝を組み合わせたり草のつるで結んでみたり、いろいろ考えて楽しんでいるところがあり、共感するとともにこんなに小さくてもこんなに工夫して楽しむ力があるってすごいな、と感じました。

もう一つは、私は生き物を捕まえることが好きで、虫だったり水辺の生き物だったり何でも手を出したくなってしまいます。家族で川遊びに行くと、いつの間にか子どもそっちのけで石の下に手を入れて生き物を探し、自分が本気になっていまい奥さんに怒られ、子どもと雑木林に遊びに行ってかぶと虫の幼虫を見つけた時には、他の所にもいるんじゃないかと何十匹と集めて家で飼うことにしましたが、成虫になると夜行性のかぶと虫は夜になると羽ばたこうとして、何十匹のガサゴソ、ブーンの音がすごくて家族から眠れない、怖いとまた怒られてしまいました。今は亀を一匹、ナマズを三匹飼っています。

年長の地球組と野川へ川遊びに行った時に、網などを使わずに魚やザリガニを捕まえようとしている子どもたちの姿を見て、自分は好きで小さい頃からやってきたのでできるけど、水の中で、目に見えず手の感覚だけで草や石の下を探るというのはすごく怖いことなんですよね。でも興味や捕まえたい思いから勇気を出して手を伸ばしている子どもたち。これもすごいですね。そんな子どもたちに自分も姿を見せて楽しみ方を伝えていけたら、と思いました。やり過ぎには注意しなければなりませんけどね。

 

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