なにをやっているのか、なぜやるのか

2020.06.18 わらしこ職員の想い

 

今年度、おかげさまで『社会福祉法人わらしこの会 設立20周年』を迎えました。

 

無認可の小さな保育所からはじまってから40年近く。
地域のなかに深く入り込み、地域の人たちとともに、私たちは子どもにかかわってきました。

 

【なにをやっているのか】

子どもが子どもらしい子ども時代を生きること。
それが私たちの望みです。

未認可保育園として運営していくのは厳しく、たくさんの困難にも直面してきました。

きょう、どうする?
あした、どうする?
未来を、どうする?

お金もありませんでした。
でも、気持ちを失ったことはありません。

共同保育所といわれる施設だった頃から保護者の方たちと一緒に、手を取り合って、助け合いながら、「子どもたちのために、なにかしよう」「できることをしよう」そう考えてきました。

きょう、どうする?
そういいながら、協働する。

保護者の方たちと、そんなふうにして信頼関係を築いてきました。

私たちは地域のなかで、地域の人たちとともに、子どもと向き合っています。

 

【なぜやるのか】

1982年に開設された未認可の保育室が、2000年に認可保育園になるまでの20年近く、保護者の方たちとともに、私たちは、いくもの困難を乗り越えてきました。

20年ほど前、存亡の危機に瀕したとき。

「わらしこの灯を消してはならない」

そういって地域の方が立ち上がってくださいました。

OBをも含む保護者の「認可をすすめる会」を発足させて、3年間もの間、熱心に認可運動に取り組んでくださったおかげで、私たちは認可保育園になることができたのです。
少しでも収益を得るために、バザーを開催してみたり、補助金がなくて運営が苦しかった無認可の時代から、保護者の方たちと一緒に、いろんな取り組みをしてきました。

子どもたちは、どうやって成長していくのが、しあわせか。

いろんなことを話し合って、一緒に取り組んできました。
これからも、私たちは、地域の方たちと、同じ方向を見て、協働していきます。

未来を、どうする?

共有する思いを叶えていくために。

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