令和6年度すくわくプログラム活動報告

令和6年度、すくわくプログラムとして、子ども達が“すくすく!わくわく!”する活動を実施してきました。
わらしこ第2保育園が実践してきた内容を報告します。
<活動のテーマ> 畑(栽培から収穫まで)
<テーマの設定理由>
保育園に250坪の畑がある。常に身近に感じている畑に0歳児から5歳児まで関わっている。この身近な環境を最大限活かして、子どもと共に年間を通して耕す、植える、育てる(管理する)、収穫する、食べる(調理する)、片付ける、次の栽培の準備(耕す)の循環を毎年行なっている。自分達が栽培した作物を調理して食べることに取り組んだ。そこで、自分達が食べている物はどこから来たのか、どのように育つのか等、子どもの興味から実際に調べたり、栽培することで、自然の営みを知り、自然への興味関心が深まるような体験を実施する。
<活動スケジュール>
活動期間:2024年9月~2025年3年
9月~10月:雑草抜き、夏野菜の収穫、里芋・さつまいも収穫、さつまいも調理
11月~12月:畑の野菜の収穫、芋煮会行事(芋煮汁を調理)、親子さつまいも掘り
1月~3月:幼児、JA東京に種を買いに行く。耕し、土つくり、冬野菜の種撒き。冬野菜の世話と観察、冬野菜を収穫して調理。
<活動のために準備した素材や道具、環境の設定>
・耕運機
・野菜の苗(ブロッコリー、カリフラワー)
・冬野菜の種(ほうれん草、小松菜、人参、大根、ラディッシュ)
<活動中の子どもの姿・声・子ども同士や保育者の関わり>
・5歳児が白菜を栽培、世話をする中で、「ピーマンとかナスとかトマトは種があるけど、白菜の種はどこ?」と疑問を持つ。白菜は葉だけで種がなく、そこで一株だけ収穫せずに残すことにしました。3月に白菜が開花し「白菜の花が咲いた。黄色い」と驚く姿がありました。種を取るには至らりませんでしたが、子どもの興味から白菜の花を知る経験となる活動となりました。
<活動の様子>
<振り返り>
・日々畑に出かけ、育てている野菜の成長を観察したり、大きく美味しく育つように雑草取りや水やりを行なうことで、自分達で育てている野菜に愛着を持ち大事に育てようとする姿が見られました。
・また、子どもの疑問や発見から試してみる活動を行なうことで、より野菜、栽培への興味関心が膨らんでいく姿がありました。
・栽培する野菜の育て方や必要な準備(肥料・耕し・畝の高さ等)を子どもと共に職員も学んでいく必要性も見えました。次年度の実践には栽培方法を子どもと一緒に調べたり試してたりしていく活動を取り入れていきたいと思います。
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